2009年7月 8日 (水)

みちのり

A地点からちょっと離れたB地点まで車で行くとします。道は一本道です。A地点から出発する際に、カーナビにB地点を目的地に登録します。すると、カーナビからは「5キロ以上 道のりです」と聞こえてきます。広辞苑は「みちのり」を「距離、行程」と説明しています。「行程」は「みちのり、旅程」だそうです。この場合「旅程」はちょっとおかしいので、「みちのり」=「距離」と考えられます。

なんか変な日本語ですね。カーナビが言う「5キロ」は、言われなくても距離です (*1)。キロメートルです。キログラムとかキロバイトじゃないです。「5キロ以上です」で十分わかります。そんなややこしいことを言わなくても、道を行ってるのだから、「道のり」がそもそも余分だと思います。

… みたいな独り言を授業中に話しました。すると、即、ツッコミをもらいました。「それは、“道なり“じゃないですか?」と。

ああ、そうか、「道形(みちなり)」=「道のまま、それに沿うこと」なので、「5キロ以上この道沿いに行く」ってことだったのか (*2)。「道形に行く」みたいな日本語は拙者の頭にありましたが、「道形です」は欠けていたようです。さっき試しにカーナビで聞いてみたら、たしかに「みちなり」でした。あああ。

拙者は、何をどのあたりからやり直せば良いでしょうか。

(*1) расстояние
(*2) ехать по этой дороге

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2009年7月 6日 (月)

靴にセンサーを

歩くなり走るなりした記録が残せれば良いなと思っていたところ、おもしろいものに出くわしました。センサーを靴に入れておきます。iPod touch をポケットに入れて走ります。すると、走った距離、カロリーなどが iPod touch に記録されます。気分が乗れば、サイトにアップできます。良くできてるねぇ。

下の写真はセンサーを仕込んでいるところです。ナイキの靴底にはそれらしき場所を備えた種類があるので、これを買いました。試したところでは靴紐にセンサーを固定するバンドでもOKなようです。

Ipod_nike

パソコンや特定の周辺機器だけでなくて、ついにスポーツ用品も合衆国製になってしまいました、わし(*1)。

(*1) спортивные товары

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2009年7月 4日 (土)

オヴァチ

ロシア語の動詞変化には、第1変化と第2変化があります。そしてそれぞれに規則的な変化とそれからちょっとずれた特殊変化があります。第1変化の特殊変化には次のような動詞があります。

рисовать “スケッチする”
― 人称変化するときは、‑ова (ть)‑ を取り去る。
― そのかわりに ‑у‑ を入れる。
― 語尾は普通の ‑ю, ‑ешь ... ‑ют を用いる。

ってことで、人称変化は я рисую, ты рисуешь ... они рисуют になります。命令形は рисуй(те)です。

こういう特殊変化の場合、動詞が長いと不定形と変化形の共通部分つまり語幹も長いので、ある意味、わかりやすいです。たとえば、

不定形がпредседательствовать (議長をする) となる動詞の人称変化: я председательствую, ты председательствуешь ... они председательствуют の例でいくと、人称変化形 председательствую を文章で見て、 知らないから辞書で見ると、変化形自体は載っていなくても、その近所に不定形がありますから大丈夫です。

しかし、単語が短すぎる場合は形が不定形と人称変化でかなり違った感じになります。上と同じ変化をする動詞がはじめにくる文を記しますのでクイズにしましょう。動詞は命令形です。

Куй железо, пока горячо.

Куй (クイ) のクイズです。寒いですね、すみません。ちなみに、рисовать みたいに変化する動詞をその形から「オヴァチ動詞」と名付けることがあります。

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2009年6月27日 (土)

大阪環状線

大阪環状線は12時の位置に大阪駅があります。時計方向に行くと、3時に京橋駅、6時に天王寺駅、9時に西九条駅です。これはあくまでだいたいの感じで、こんなふうに拙者が理解しているというだけです。下の写真では、大阪駅が3時にありますが、これは見解の相違にすぎません(笑)。

Kanjousen_2

いまだに感覚的につかめない概念があります。それは「外回り」と「内回り」です。外回りが時計回りの流れ、反時計回りが内回りです(*1)。もしかすると、列車は左側通行なので、外側を走っているのが時計回りになるからかもしれません。これはどこかで読んだ記憶があります。慣れないと理解しにくい呼び方かも。慣れろ、わし。

(*1)
時計回りに: по часовой стрелке
反時計回りに: против часовой стрелки

拙者はあまり環状線を使わないのですが、ぼーっと外を見ていると、風情があってなかなか楽しいです。モスクワの環状線は地下鉄なのでこうはいかないだろう、えへへっと、なかなかロシアに行けない拙者がひがんでいます。

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2009年6月18日 (木)

天満橋

用事があって天満橋(てんまばし)まで行ってきました。

Tenmabashi_1

上の写真で左上からがーっと見えているのは橋の2階部分です。見えていない部分が1階です。つまり、天満橋は2階建てです(*1)。

橋の上から東の方を見ると、水上バスが停泊していました。さすが水の都です。水都です。

Tenmabashi_2

水都で思い出しました。「水都大阪2009」の「オリジナル壁紙」のページをぜひご覧ください。見たら、戻って来てね。

どこまでお笑いやねんと思います。笑って良いんですよね。ひょっとしたら、府知事さんと市長さんのパソコンには設定済みかもしれません。いや、わからん。

(*1)двухэтажный мост

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2009年6月17日 (水)

鍵は閉めたか

もともと拙者には軽い確認強迫があります。家の鍵を閉めたか気になって何度も確認する、家を出たら今度はガスの元栓を閉めたか自信がなくなって自宅に戻る。家に戻って、今度こそ大丈夫! … のはずが、窓の鍵が心配になる。こんな感じです。職場のオフィスを出るときも同じです。授業に行く前にオフィスの鍵をなんどもガチャガチャしている拙者は、静寂の敵です。すみません。

一番ひどかったときはこうです:朝、オフィスに到着してから家の戸締まりがどうしても気になる。家に戻る。戸締まりを確認。オフィスに戻る途中、いや、急いでいたのでほんとに確認したかどうか心配。家に戻るかな?あ〜でもでも、そういえば、オフィスの鍵も心配。こんなとき、家に行くのが良いのか、オフィスに行くのが良いのか、頭の中は混乱しました。いっそのこと、オフィスと自宅の中間地点に住もうかと考えましたが、そしたら自宅がどこになるのかわかりませんから、この案は却下。

しかし、この症状はかなり改善しました。その方法は、指さしと声だしです。窓を閉めたら「まどまどまど」と言いながら窓を指さします。鍵を閉めたら「かぎかぎかぎ」です。

そんな拙者に、新たな心配事が生じました。それは、シャンプーしたか、です。髪の毛は濡れていますが(*1)、それはほんとにシャンプーしたのかどうか。お湯で濡らしただけではないか、シャンプー液を使っていないのではないか … こんなことを入浴後に迷うようになりました。とりあえずは、シャンプー液を手で押し出したときに、「シャンプーシャンプーシャンプー」と指さしながら口に出すようにはしています。しかし、ここまで来たら、行くところまで行くしかありませんね。

起床後に、わしはほんとに寝ていたのかどうかを悩むときがきっと来るでしょう。そのときの指さし声だし確認をどうするかは、そのときに考えます。

(*1) волосы мокрые

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2009年6月10日 (水)

おもしろいクリアフォルダー

紙に穴を開けないでばんばん放り込んでいけるクリアフォルダーは便利です。ただ、あまり多くの枚数を入れられないのが難点といえば難点です。しかし、これをかなりの程度解決したものがあります。たとえば、sediaの「アクティフ インデックスフォルダー」です。ちょっと見たら普通のフォルダーです(下の写真)。

Actif_file1

しかし、立体感があるのです(下の写真)。

Actif_file2

最大で20ミリまで広がるようです。クリアフォルダーとしては、この厚みは大きいと思います。A4サイズの6仕切りタイプでは、最適収容枚数は約185枚とのことです。これはすばらしいわ。そして、A5サイズもあります。仕切りがあるので、セクションごとに書き進めている文書などを一時保存するのに便利です。

これを探していたのですが、あまり売っていないようなのです。もちろん、通販で買えることは知っていますが、できれば地元のお店で買いたいです(*1)。おたがいのためです。ターミナル駅の文具店にはありませんでした。巨大スーパーにも老舗DIY店にも。で、やっと見つけたそのときは、うれしくて店員さんに話しかけてしまいました、「他のお店になかなかないこのフォルダーを置いていてくださって、ありがたいです」。店員さんいわく「これ、便利ですよね」。

べ、べつにお姉さんとお話ししたかったわけじゃないだからね。お仕事の邪魔をしたいわけでもありません。ただ、見つけてうれしかったことを伝えて、お店にありがとうを言いたかっただけです。

(*1) местный магазин — местные магазины

メーカー(sedia)さんの商品のページ
http://www.sedia.co.jp/syouhin_system/?h=ACT-906new.html

フォルダーを購入したお店(大垣書店さん)のページ
http://www.books-ogaki.co.jp/

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2009年6月 9日 (火)

クリスチーナについて

17歳のそのポーランド人少女はクリスチーナという名前です。1939年9月までポーランド領ウクライナのルツクというところで両親と住んでいました。父は以前の戦争で功績を認められ、ここに地主として農地を与えらたからです。高校にも行き、それなりに裕福な暮らしをしていたと思います。

しかし、9月にソ連軍が進撃してきます。父の下で働いていたウクライナ農民たちは、ソ連という解放者が来るということで、外国人地主を追放する動きに出ます。その農民たちにクリスチーナの両親は、殺されます。クリスチーナはとらえられ、ソ連の集団農場で働くことを強いられます。しかし、彼女はそこを逃げ出します。そして、偶然 出会ったのです、収容所から脱走してきた7人の男たちと。

男たちは彼女と共にバイカル湖の東を下り、山を越え、ゴビ砂漠に入ります。ここでクリスチーナは息絶えます。8人となった脱走者の中で、初めての犠牲者です。

これはポーランド人のラウィッツという人が書いた『脱出記』(*1)に書いてあることです。ラウィッツをはじめとする非ロシア人男性たちがレナ川近くの収容所から脱出して徒歩で逃げ切る話です。もちろん、無一文ですから食料もろくにありません。しかし、ソ連を出てから通過する場所で多くの人たちに助けられます。このあたりの温かい交流が救いです。いえ、これだけではないです、実は、収容所の所長(大佐)も彼の奥さんも、著者の言葉によれば「受刑者に近い」立場であり、奥さんは脱走に手を貸してくれます。

話の主な流れは、もちろん、男たちの脱出記録なんですが、やっぱり、17歳の女の子がこんな亡くなり方をしたくだりには、うっと来てしまいますね。

(*1) 脱出記―シベリアからインドまで歩いた男たち (ヴィレッジブックス)。文庫本です。400ページを超えます。内容がどこまで事実なのか、そして事実だとすればラウィッツ氏の実体験なのかを検証する素養は拙者にはありません。

… みたいな雑談を授業中にきいてもらえるので、拙者はほんとに恵まれています。

ロシア語はお休みします。

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2009年6月 6日 (土)

いぐさ枕

Igusa_makura

いぐさ枕を買いました。畳の良い香りがします。

しかし、拙者はこれを頭の下に置くのではありません。拙者の頭には小さすぎます。これは拙者の頭が大きすぎるという意味ではありません。しかも、横向け、うつ伏せが多い拙者は、枕に顔を押しつけて寝るので、畳の模様がほっぺたに刻印されてしまいます。普通の使い方はできそうにありません。そしたら、何に使うのでしょう。

以前、テレビで高名なドクターが、うつぶせ寝のときに枕を抱いて寝ると体に負担がないので良いとおっしゃっていた記憶があります。枕を抱くとこれが体の支えになって、完全なうつ伏せではなく、横向きになります。これが良いのです。拙者はこれを実践しました。良い感じです。ところが、普通の枕は大きすぎるのです。冬になると布団をかぶって寝ますが、布団と体のあいだに枕が入るので、ちょっと寒い感じがします。そして、夏は夏で、枕が拙者の体温を奪ってくれるのは良いのですが、こいつが大きいと暑いです。要は大きな枕が邪魔なのです。

ってことで、小さい枕、そして暑苦しくない枕を探していたら、運命的にこのいぐさ枕と出会ったので、即買いです。もちろん、お店でいぐさ枕をだっこして、これでいけそうかチェックしましたが、いぐさ枕ラブという恍惚の表情と目つきは決して怪しくなかったと思います。

休日でロシア語はお休みしますが、「たたみ」はтатамиでOKでしょう。拙者は以前、“татами” のアクセントがどこにあるかロシアンな同志に質問されたことがあります。ロシア語流のアクセントがあるとすれば、「たーたみ」か「たたーみ」か「たたみー」になるはずですが、拙者の日本語ではそのいずれでもありません。いや、そんなことより、「「たたみ」はたぶん「たたむ」の連用形名詞で、ロシア語にしたらскладывать — складывание、ほんで、ござみたいなうすい畳は、要らないときはたたんであったんとちゃうか?ただし未確認」と言ったら、いや、そんなことよりアクセントはどこだと再びきかれました。この話は長くなるので、またいつか書きます。

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2009年6月 5日 (金)

下書きに保存

かなり前のことです。仕事術の本にこんなことが書いてありました。

メールに返信する時間がないときは、返信メールを書きかけのまま「下書き」ボックスに入れておけばよい(*1)。そうすると、そのボックスが一種の TO DOリストになり、タスク管理に役立つ。

こんな内容だったと思います。なるほどと思った拙者はこれを実践しました。はじめはうまくいきました。

しかし、「下書きメール(1)」というのがいつのまにか空気みたいに当たり前の状態になってしまいました。その状態が2週間も続いてしまい、相手さんから催促されるまで気づきませんでした。結果的に、重要なメールを長期間 放置してしまったわけです。すでにこの方法はやめました。メールを返さないというのは信用問題につながるので、痛い失敗でした。

考え方によれば、2週間返信しなくても大丈夫だったということですが、そんな考え方はしません。反省しています。

(*1) черновик — черновики

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