中学生に英語の関係代名詞を教えるのにちょっと苦労したことがあります。結果的に下のような感じでマニュアル化 (?) しました。ロシア語でも同じようなことができると思います。「私が学んだ学校」を例として取り上げます。
私が学んだ学校
→ 最後の名詞の前にスラッシュを入れて区切る。
私が学んだ / 学校
→ 順序を逆にする。
学校 / 私が学んだ
→ , と関係代名詞を入れる。
学校 / [, который] 私が学んだ
→ которыйの変化形は、性、数は前の脈絡で、格 (てにをは) は後ろの脈絡で考える。
ここがややこしいかもしれません。「学校」を школа とすれば、(単数の) 女性形ですから、кот'орая を変化することになります。
| 語幹 | 語尾 |
| 主格 |
котор |
ая |
| 生格 |
котор |
ой |
| 与格 |
котор |
ой |
| 対格 |
котор |
ую |
| 造格 |
котор |
ой |
| 前置格 |
котор |
ой |
これは単純です。形容詞の変化です。主格が -ая、対格は「アをウにする、ヤをユにする」という良くある原則で -ую になります。あとは、-ой です。
格は「(学校) で (学んだ)」になるので、"в + 前置格" です。которая の前置格はひとつしかないので間違えません。それは которой ですね。完成形は、
школа, в которой я учился / училась
です。
先日は、в которой を答えてもらう小テストをしました。拙者は問題文をこう書いていました。
школа, (в которой) я улился
え?正しいじゃないかって? よく見てください。最後の動詞が улился になっています。動詞 улиться は頻度の小さい単語です。これが載っていない辞書もあります。意味は「びしょ濡れになる」です。
拙者が書いたロシア語は「私がびしょ濡れになった学校」ですね。これだけではありません。この動詞はある辞書によれば会話体で下品な表現なんだそうです。「びしょ濡れ」では下品さが足らない感じです。「じょんじょろ …」にすると良いでしょうか。良い訳があればおしえてください。詳細は書きませんが、構文的にも普通でないフレーズです。
これだけではありません。拙者が書いたもとの日本語には「10年間」がありました。「私が10年間じょんじょろ … 学校」だったわけですね。
間違いを繰り返さないためにこうやって記すことにしました。次の授業では謝ります。そして一緒に笑いましょう。って、拙者が笑われるのだ。
違います!ウケ狙いで間違えたんじゃないです。これだけはわかっていただきたいです。
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