変化形
SII (セイコーインスツル) の電子辞書には大学生協モデルというのがあります。これにはユーザー辞書といって、要は自分が作った辞書を搭載できるのです。この機能はとてもユニークで注目に値すると思います。しかも、エクセルで作成したファイルを、ユニコードのテキストファイルにして、それを専用ソフトで辞書用に変換するという、わりとシンプルな工程で辞書が使えるようになります。
さっそく、自作の露和学習辞書を入れてみました。キーボードからロシア文字は入力できませんから、ローマ字感覚で打っていきます。искать “探す” という単語を探してみたところです。“ис” つまり “is” と入力したところで、すでに候補が検索されてきます。動作は速いです。
アクセント記号は「|」を使っています。上段の【 】内にはそれがない形です。本当は、これらの順序が逆の方が良いかもしれませんが、ちょっと事情があってこうなっています。
ローマ字入力ですが、[а-a]、[б-b]、[в-v]のように単純な翻字、Phonetic Russian です。[ш-sh]、[ж-zh]、[ч-ch] の対応も採用しました。е、ё、эはいずれも [e] で入力です。問題は軟音記号(ь) と硬音記号(ъ) です。これらの代わりとなる記号類が打てそうにありません。どうするか 。拙者は大胆にこれらを省略しました。つまり、入力しない道を選んだのです。どっちみち、単語の候補がずらずらっと提示されますし、まあ、要らないんじゃないかと思ったからです。
下の画面は検索した動詞の詳細画面です。
動詞は人称変化と過去形が出ます。形容詞は例の6*4=24の語形が出ます。名詞は6*2=12の語形です。動詞は命令形があったほうが良いですね。
もともとのリストには、高頻度な4000ほどの単語があるのですが、この中には迷い込んでしまったとしか思えない、マイナーな単語があります。その一方で、なぜか抜け落ちた重要単語があります。機会があれば、入れ替え戦を主催したいです。
文法の教科書と辞書の見方とをさらっておけば、単語の変化は大丈夫なはずです。しかし、学習する立場からは、自分が書いてみた変化形を確認したいときもあると思います。いちいちパソコンで調べるのも面倒だし … みたいなときに使えるかもしれません。
とりあえずは、拙者が授業でお見せすることにしますが、授業は終わりつつありますね (笑)。




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