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2009年1月20日 (火)

ぶるぶる

「ぶるぶる」と言っても寒くて震えているわけではありません (*1)。

ちょっと前のことですが、少人数のクラスで、ぶるぶるが聞こえました。誰かの携帯電話です。拙者は授業中に携帯電話がなると、マナーがどうとか、みんなに迷惑とかよりも、自分の仕事を邪魔されたと感じるので、冷たく接します。言いました、「誰の携帯?」

「ですか?」は省略です。「誰の携帯?」です。おそらく目つきは氷のように冷たいです。結局は溶けてしまうトゥーランドットに負けないくらい冷たいです。

ところが驚いたことに、教室にいた全員が拙者の方を見て「え?なんのこと?」みたいな顔をしているのです。「携帯のぶるぶるが聞こえたじゃないですか」と言っても、誰も自分の携帯を確認しようとしません。どうやら、拙者以外の人たちには ほんとうに聞こえなかったようです。

これはまずいです。たとえて言えば、拙者が誰かに話しかけていて、その誰かがみんなには見えないのと同じことです。これなら、完全に変人、というか あっちの世界とつながっている人だと思われかねません。こんなんで有名になりたくないです。

しかし、安心しました。お一人が自分の携帯を見て、着信があったのを確認してくれました。ぶるぶるは現実だったわけです。あ〜良かった。いや、授業中になったのは良くないですが、拙者の幻聴ではないと理解してもらえて助かりました。

しかし、拙者だけにぶるぶるが聞こえたのは なぜでしょうね。高い音に弱くなってきた分、低い音には敏感なんでしょうか。こんなんだったら、拙者だけに「芳一!芳一はおるか?!」みたいな低い声が聞こえて、ひとりで怖がる日が遠くないかもしれません。それはそれで長生きの楽しみ … なわけない (笑)。

(*1) дрожать от холода


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