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2010年2月16日 (火)

反対語同居

同じ単語なのに場合によっては反対の意味を表すことがあります。

(1) просмотреть газету 
"新聞に目を通す"

(2) просмотреть ошибку
"間違いを見落とす"

(1)は「見る」で、(2)は「見ない」ですから、同じ単語に反対の意味が同居していることになります。こういう現象をロシア語の世界ではэнантиосемияと名付けています。細かく検討する値打ちのある問題として、上記の2つがほんとうに1つの単語なのかということと、「反対」とは何かということがあります。これはまた別の機会に譲ります。

純粋な反意関係ではないかもしれませんが、日本語の「我慢」、「駆け出し」には大きく異なった2つの意味があるらしいです。「我慢」は現代で普通に使う意味以外に、以前は「我を張って心が高慢であること」という意味があったようですし、「駆け出し」は「一番力がみなぎっている状態」というのが本来的な意味であったと言います。これはちょっと前にNHKのことばおじさんが言ってました。ウェブがあるのですね。ご参考までに記事の末尾にアドレスを記しておきます(*1)。この例は、時代によっては同じ単語が全く異なる2つの意味をもつのだと教えてくれます。

さらに、言葉(や記号)が使われ方によっておおきく異なる意味を表すことがあります。これは状況がいろいろみたいなので、おもしろいです。

\(^o^)/:拙者にとってこれは「万歳」ではなくて「人生オワタ」です。

「ほんとうにありがとうございました」:これは場合によっては深い嘆きを表します。

「変態」:「何かに対して並々ならぬこだわりがある人を賞賛して言う言葉」かもしれません。

現在考察中の単語は「yuua ...」… おっと、こんな時間にだれか来たようだ。

(*1) ことばおじさんのページです。
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2009/06/0610.html

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