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2011年2月11日 (金)

雑炊

書籍をばらして電子化することを「自炊」と呼ぶようです。拙者は、本をばらすのはちょっと抵抗があります。自炊するのは雑誌だけです。雑誌の自炊なので、雑炊ですかねw。

まず、雑誌を買います。気に入った記事があればスキャンして保存します。ただ、保存するページ数がけっこうたくさんある場合は(拙者にとって良い雑誌です)、いっそのこと雑誌をまるまるスキャンした方が効果的な気がします。

手順は単純で、(1) 1枚ずつにばらす、(2) がーっとスキャンする、(3) ファイルにコメントをつける (このキーワードであとあと検索するので便利です) … くらいです。スキャナは自動給紙付きで優秀です(*1)。両面でも1分に20枚、つまり40ページ読みます。これはかなり高速です。

ただ、問題なのが雑誌をばらす過程です。ホチキス綴じならホチキスを外して、ちょっと鋭い定規でさっさっさと数枚ごとに切っていきます。背表紙があるのり付けタイプの綴じ方がちょっとしんどいです。定規やカッターで切れないことはないですが、紙の大きさがバラバラになってしまいました。背表紙を雑誌の外側からばしっと切ってから紙をばらすとマシです。一番良いのは、おそらく裁断機を買うことですが、ここまで考えてから、ちょっとあほらしくなりました。

このデジタルの時代、このネットの時代に、読み手・買い手がここまでしないといけないのか、と。拙者の読みたい雑誌は、電子書籍バージョンが紙バージョンの抜粋みたいなので、これでは電子版を買いたくありません。ウェブで読む有料の新聞についても以前 似たようなことに遭遇しました。ある作家さんのエッセイが有料ウェブ版には掲載されていなかったのです。こんなふうに、内容的には紙バージョンの優位性にでくわすことがあるんですね。

本来デジタル化されていない情報は貴重です。これはネットで検索しても見つかりませんし、お金を出して買った人の財産みたいなものです。これを中期、長期に保存したいと考えるのは自然です。しかし、このハードルが高いんですよね。

スキャンしたときに目には見えないけどマシンには見える著作権関連の印を入れておいて、スキャンは1度のみ可能、電子化したファイルは最大5台のマシンで利用できる … その上でページをばらして売ってくれる仕組みはないものでしょうか。

自炊飽き、雑炊飽き、ばらし疲れがすぐに来る悪い予感がします。そしたら、雑誌はさっと読んでさっと捨てるだけに戻るかも。だとしたら、もったいないです。

(*1) автоподатчик

ここで記事を終えます。

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