天文館

2009年12月 2日 (水)

月とすばる

天気が良ければ肉眼でぼんやり見えるプレアデス星団(すばる)が、月の後(うしろ)に隠れて、また出てくる現象がありました(*1)。美しい女神たちが明るさの点では絶対に勝てないお月さんに控えめなあいさつを送っていたことでしょう。

Subaru2

それにしても満月は明るいです。その明るさに負けて、すばるは肉眼でも双眼鏡でも見えませんでした。この写真は、すばるがお月さんの後から出てきたところを撮ったものです。月だけ撮るのだったらシャッター速度は数百分の1秒で良かったのですが、それをやるとすばるが写らないので、これはたしか0.8秒くらいです。それを明るい目に補正しました。

だいたい22時から2時まででした。ただ、全部つきあうと寒いししんどいので、最初と最後をおいしいとこ取りしました。

(*1) Покрытие Плеяд Луной

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2009年10月22日 (木)

祭りの後

カメラを向ける … 別のほうに流れる … カメラの向きをそっちに変える … もとの方に流れる。

これを何度繰り返したことでしょうか。拙者はついにベランダにカメラを放置して少し寝ることにしました。カメラは一定時間に一度シャッターを切る設定です。そうして撮った300枚以上の中で、かすかに写っていたのが下の1枚です。クリックで拡大します。

Orion_r_2009

左上がふたご座で、右上が(ほとんど写っていませんが)オリオン座です。放射点はオリオン座にありますが、かなりふたご座寄りのようです。ですから、右下に写っている流れ星は、おそらくオリオン座流星群のものだと想像できます。あまり流れ星らしくないです。まあ、寝てたのだから文句も言えませんね。

ちなみに、左側の明るい星は上からふたご座のカストルとポルックス。その下が火星です。写真中央の明るい星はこいぬ座のプロキオンです。もう少しカメラを右に向けてオリオン座も写しておけば良かったですが、すべて後の祭りです。というか、祭りの後で少し眠いです。

写真は色温度を調整しています(*1)。

(*1) цветовая температура

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2009年9月17日 (木)

二重星団です。

ちょっと前ですが久しぶりに夜空を見ました。夜中には東の方にオリオン座がのぼってきます(*1)。すっかり冬ですね。赤道儀や望遠鏡の念入りなセットが面倒だったので、デジカメで撮影しました。ペルセウス座の二重星団です。この時期、小さな望遠鏡で楽しめて、拙者が一番気に入っている星たちです。

カメラで星を撮るのには独特の難しさがあります。それはピント合わせです。明るいお月さんを撮るならともかく、暗くて細かい星のときはオートフォーカスが効きませんから、ピントは自分で合わせる必要があります。その際、星は非常に遠くにあるので理屈では「∞」(無限遠)にすれば良いはずなのですが、実際はそれよりちょっとずれたところにしないと星にピントが合いません。その「ちょっとずれたところ」を探すのに、毎回、必死のパッチです。望遠鏡のピントは細かな動きでなんとかコントロールできますが、デジカメのレンズではこれが難しいのです。

しかし、ほんとに暗い場所がありませんね。困った。

(*1) Орион поднимается на востоке.

完全に暗い場所は電気を消したトイレくらいしかありません。

Dc200909

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2009年5月 2日 (土)

弓張月

Moon090430

写真はクリックで拡大します。その拡大写真を閉じるには右上の×をクリックします。

金曜日の夜に撮った月です。この日は晴れていたので望遠鏡を出しましたが、やはり春というか、薄い雲がかかっていて、星はダメでした。

この月齢は5くらいです。太った三日月という感じです。弓張月と言っても良いでしょう。月の満ち欠けにいろんな名前がついているのは、なかなかすてきです(*1)。

弓張月と言えば滝沢馬琴の「椿説弓張月(ちんぜい ゆみはりづき)」を思い出します、なんというスケールの大きな小説なんでしょう … と書きたいのですが、読んでいません。実家の文学全集には間違いなく収録されていました。タイトルを見ただけで目を通してないのです。もったいない。機会があれば読んでみたいです。

不精者の拙者のために、どなたかオーディオブックにしていただけませんでしょうか(笑)。

(*1) Луна — фазы Луны

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2009年4月 7日 (火)

春です。

帰宅して久しぶりに望遠鏡をベランダに出してみました。その前に、肉眼で空を見ると、月の周りに白いもやもやが見えます。晴れは晴れなんですが、薄い雲がかかっているようです。

土星以外の星はどうかというと、春の大三角のうちはっきりわかるのは、東天のアルクトゥルス(うしかい座)くらいです。これはさすがに明るいです。春の王様です。おとめ座のデネブ、しし座のデネボラは肉眼ではきついです。大三角の星のうち、ひとつしかまともに見えないわけです。どんな大都会だよ。お月さんが明るいのも星が見えにくい理由のひとつかも。

ということで、お月さんを撮ってみました。心なしか、眠そうです。春です。ピントが合っていないのでしょうね。

Moon090407

望遠鏡を出していたのは1時間足らずですが、ベランダの窓を開けっ放しにしていたので、部屋の中に虫が数匹入ってしまいました。春です。もうすぐ蚊取り線香を出そうと思います。それはさすがに冗談です。

весна
― весенний
― Весенний треугольник

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2009年1月10日 (土)

今日は最近

Tuki_20080110

お月さんは楕円軌道上にあり、地球から見て近くなったり、逆に遠くなったりしているそうです。AstroArts のページによれば、今日は最近です (*1)。「今日は最近」ってどんな日本語やねんと思われるかもしれませんが、この "最近" とは「 (地球と月が) 最も近い」という意味です。実際に最近と最遠の見え方の違いを確認したことがないのでなんとも言えません。でも今日のお月さんは、ほぼ満月で、たしかに見応えがありました。

それにしても寒いです。冬にこういう写真を撮るときは、寒さも厳しいですが、望遠鏡の外側 (金属) をさわるのがキツイです。今日は月の出が夕方の早い時間だったので、気分的にはまだマシでした (*2)。この季節は深夜に山奥で星を見るなんて拙者にはできません。ベランダアウトドアですら躊躇してしまいます。まだまだ、修行が足りないかも。

(*1) http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2009/ph200901-j.shtml
(*2) восход луны

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2008年12月15日 (月)

アンドロメダ銀河

M31_2008

ちょっと前ですが、近場から小さいめの望遠鏡で撮影してみました。事情があって色を補正しすぎです。架台の設定を丁寧にやったので、3分から5分くらいはなんとか写せました。

これを写真で見るといかにも銀河、ギャラクシーという感じですが、望遠鏡で見たらさほどおもしろいものではないのです。真ん中の明るい部分が、ぼーっと光って見えるという程度です。

それでも、偉大なお隣さんです。銀河 галактика も 星雲 туманность も女性名詞なので、соседка (お隣さん、女性) ということにしておきましょう。

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2008年12月 1日 (月)

また、木金月

Sora_081201

今日 月曜日は綺麗な夕空を見ることができました。昨日と同じ、上が木星、下が金星です。月は地上の風景に入れる方が美しいように思えます。

念のために書いておくと、写真を撮ったのは授業中ではありません。授業の前です。普通のデジカメですが、三脚を使いました (*1)。

でも、もちろん、実際に目で見る方が格段と美しいですよ。明日も晴れてもらいたいです。って、まだ見るんかいなw。

(*1) штат'ив

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2008年11月30日 (日)

木星と金星

Sora_081130

今日、夕方の空です。南西です。上が木星、下が金星です。普通のデジカメで撮りました。明日、月曜日はこの2つの星に三日月が近づくようです。晴れていたら、きっと美しい眺めでしょうね。

男: ほら、上に見える、2番目に明るい星が僕の星だよ。
女: じゃあ、下の、1番明るい星は誰の星なの?
男: それは、もちろん、君の星さ。君はこの世で一番美しいからね。
女: まあ、うれしいわ。
男: (女の顔を見つめる)
女: でも、なんであたしの星が下にあるん?ん?何とか言いぃな?

… みたいな会話を脳内で作成した拙者は妄想大王です

昨日見たドラマの言葉を思い出しました。「金銀や財宝を欲しがる女は良いが、権力を欲しがる女は好かん」 ピョク・ケスさまでしたね。ちょっと違っていたらすみません。

違います、拙者の考えではありません。怒らないでくださいね。休日なのでロシア語はおやすみです。

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2008年4月21日 (月)

空が白いです。

Moon_20080420

昨日 日曜日は久しぶりに小さな望遠鏡でお月さんを撮影しました。ちょっとピンぼけしています。双眼鏡で見ると、もっと明るくて美しいです。とくに、下の方に見える ミカンのへたみたいなところが、ぱーっとして見応え感満点です。「ミカンのへた」と書きましたが、本名があります、もちろん。

星や星座を撮影したいなぁとずっと思っていますが、なかなか果たせません。その最大の原因は空です。晴れても白いのです。春はこんなふうにかすんでるし、梅雨は雨だし、夏は虫が出るし … 。

娯楽はしばらく Wii です (*1)。

(*1) развлечение

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