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2019年2月21日 (木)

焼く

「焼く」ときいて、何を思い浮かべるでしょうか。魚を焼く、焼き肉、日焼け、世話を焼く … などがありますね。連想ゲームみたいです。「ケチャップを焼く」というのはいかがでしょう。あまり使わない表現だと思います。しかし、拙者は最近 この「ケチャップを焼く」という表現を見て、心にグッときました。それは、ナポリタンの作り方です。これまでは、深く考えずにケチャップをからめていたのですが、水っぽい感じもするし、味にちょっとひねりがないので、どうしたものかなという課題を、ずっと先送りにしてきたのです。もしかすると、レシピには専門家のアドバイスがあるかもしれないと思って探してみたら、土井善晴先生の文章が見つかりました。

少しかさが減って全体がなじんできたら、トマトケチャップを加える。ざっと混ぜたら、触らずにケチャップもじっくりと焼き、時々上下を返す !

ポイント ケチャップを「焼く」ということを覚えてください。これでぐっと味に深みが出ます。

先生、ありがとうございます。ケチャップを焼くんですね、やっとわかりました。適当にこねくりまわしていたのがうそのようです。みんなでおいしくいただきました。「焼く」からの連想に「ケチャップ」が新たに加わりました。

出典:きょうの料理レシピ 2014/05/22(木) 土井善晴のホッとするごはん ナポリタン スパゲッティ

ロシア語は 連想 "ассоциация" です。この単語、いろんな分野で使われるみたいで、調べていけば楽しそうです。


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コメント

ケチャップを焼く…すごい言葉ですね!
もしかするとマヨネーズや味噌も焼くもの?
焼いたら美味しいのでしょうか…?

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