音読
音読は難しいです。東京方言・共通語で書いてあるんだろうな… という本は、そのままで拙者が読むのはしんどいです。ただ、あまり「ことばことばしていないことば」があれば、それは助かります。何を言っているのかというと、声に出すと楽しいことばがあって、ことばのもつ内容と形式のこまごましたことを度外視して遊べると思うのです。
今更なのですが、内田莉莎子訳『おおきなかぶ』の「うんとこしょ、どっこいしょ」は、日本語の世代や地域の方言を超えて、おもしろいでしょう。おそらく日本語スタンダードなんですね。
実は、この「おおきなかぶ」の話はロシア語の教科書に出てきます。文法学習の脈絡はそれなりにあるのですが、もう、「うんとこしょ、どっこいしょ」でエエやないかと、ふと考えないこともないです。だめでしょうが。
ロシア語は "репка かぶ" < "репа かぶ" です。ただ、репка があまりに偉大です。
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