イベント

2010年4月 4日 (日)

「ピロシキを…食べる」

オープンキャンパスで専攻の紹介をしたときに、拙者はわざわざスライドにしてこんなことを言いました。

・新入生歓迎会では
・ボルシチかピロシキを
・… 食べる

「(過去の行事では)食べた」ではなくて「(毎回)食べる(ことになっている)」です。未来を約束することはできないとは言え、この「食べる」を無視して新入生歓迎会を行うことはできないのです。自分で言ってしまったので。

別に拙者がこの行事を仕切っているわけではありません。裏で手を引いているだけです(なんか悪人みたいですが)。ここ数年間は1年生(つまり新入生)の授業を担当しているので、なんとなく裏方に回っているのです。そして、4月2日は、その裏方の「食べる」をオモテにいる上級生さんたちが実現してくれました。

Piro2010

拙者は年度初めと言うこともあってバタバタしていまして、ずっと座っていられませんでした。すみません。もちろんピロシキはおいしくいただきました。

当たり前ですが、食べるだけが新入生歓迎会の中身ではなくて、ロシア語劇の紹介やクイズなどもありました。拙者たちの専攻が決して「極寒」ではないことがわかっていただけたと思います。

организовать
организатор

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2009年8月13日 (木)

オープンキャンパスでした。

8月11日(火曜日)はオープンキャンパスでした。拙者は係ではなかったので少し見て回るだけでした。

前回までと大きく異なる点があります。以前は多くの教室で同じ時間帯に各専攻語の説明がありました。今回は教室の数を少いめにして、時間帯ごとに専攻語の説明を行うようにしました。たとえば、X教室ではこの時間帯はA語、次の時間帯はB語、Y教室ではこの時間帯はC語、次の時間帯はD語みたいな感じです。

「ロシア語」ではH教授とロシア人のK先生が担当しました。こんな質問が出されました。「ロシアを象徴するような単語、言葉としてはどんなものがありますか?」

拙者は教室の一番後ろに空気のようにひっそり立っていたのですが、まさか拙者がでしゃばって答えるわけに行かないので、横に立っていた若者にこっそりきいてみました。そうすると、「あの人形」みたいにおっしゃいます。最初はわからなかったのですが、ああ、そうか、マトリョーシカのことですね。拙者はH先生から指名された感じがして、「この方がマトリョーシカと言うてはります」と答えました。結局でしゃばってしまいました。

すると、なんということでしょう、H先生、K先生の教卓にはマトリョーシカが。偶然です。マトリョーシカを準備してはるとは、ほんまに全然知らなかったのです。演出じゃないんです、信じてください。

その後、こっそり教室を出て、他の専攻語の説明を偵察、いや見学しようと思ったのですが、ロシア語の教室もその他の教室も満員なんです。立ち見の方々が多く、お邪魔するのは遠慮しました。

暑かったですが、大勢のお客様に来ていただいて、ありがたいです。

Oc2

2009年8月 9日 (日)

花火

花火を見ました。毎年楽しませていただいている茨木の辯天宗夏祭奉納花火大会です。遠すぎず近すぎない場所から見られるのでありがたいです。今回はまともな三脚を忘れたので、重いカメラは設置できませんでした。かわりにデジカメで動画を撮っていました。

不思議なもので、この花火大会が過ぎると、拙者の勤務地には一気に秋が訪れ、夜にはセーターが欲しくなる … わけないです。暑いです。まだまだ夏ですね。

長いです。3分です。でも、きれいなところを寄せ集めしているので、見ていただけるとありがたいです。音は小さいです。

大阪茨木の花火 Hanabi, Osaka, Ibaraki.

2009年4月 2日 (木)

説明会と歓迎会

4月2日(木曜日)は新入生対象の説明会と歓迎会がありました。

説明会の目的は、ロシア語授業の履修方法などを理解してもらうことです。時間割や教科書についても述べます(*1)。このところ数年間 拙者は1年生の授業をもっているので、この説明会でも話す係です。カリキュラム担当の同僚教員にも来てもらっています。

その後は、上級生さんたちが世話役になってくれる歓迎会でした。毎度のことですが、「ロシア語」は先輩がしっかりしているので安心です。拙者は残念ながら用があったので途中で退席しましたが、ピロシキとクワスはいただきました。

そして、「ロシア語」の伝統行事になっている、「1年生のはじめに みんなで ピロシキかボルシチを 食べる」に今年はクワスが加わりました。このあたりは学生さんのご尽力なので、拙者は黙っていましょう。でも、美味なピロシキの写真だけは見ていただきたいです。

Piro_0903

ピロシキ以外に、美しい手に注目してください。最近、拙者は爪の手入れもきっちりしているので、ぴかぴかです。というのは冗談で、これは学生さんの手です。

(*1)
занятие
— расписание занятий

2009年3月24日 (火)

卒業式でした。

もちろん大部分の若者たちが卒業後は仕事をします。このきびしいご時世に職を得られたのはすばらしいことだと思います。まだまだ予断を許さない状況なようですから、しばらくの間は食らいついてもらいたいです。難しいロシア語をあきらめなかったあなたなら大丈夫でしょう

職場で泣くことだってあるかもしれませんが、なんと言っても、ある程度決まった金額が毎月入ってくるのは、ありがたいことです。20代後半までの数年間 収入が不安定だった拙者が言うのだから間違いありません。

余計なことですが、怪しい投機話などにはくれぐれもご注意ください。労働者の資本は心身ですから、これに投資するのが一番です。

ご健闘をお祈りします。

Желаю вам удачи во всём!

2009年2月18日 (水)

拍手

お店でご飯を食べておいしかったら、店員さんに「おいしかったですよ〜」と言います。こちらもうれしいですし、店員さんもにこにこします。先日伺ったお店は2回目だったのですが、「おいしかったですよ」と言う前にレジの女性が「おなかいっぱいになりましたか?」と声をかけてくれました。おそらく拙者の顔を覚えていて下さっていたのでしょうね。こういうやりとりのあとは、ほんとにハッピーです。

相手を褒めるとか称えるとかは、大切なことですが、ただ、あまりやりすぎると意味が薄くなりそうなので、イベントなり何らかのチャンスを生かすのが良いと思っています。ご飯を外に食べに行くのも、イベントです。半諭吉さらば、一諭吉さらばとなると、そうたびたびないので、イベントです。ですから、「おいしかったです」という言葉も意味を失わないでしょう。

大学にもいろんなイベントがありますが、高校までと決定的に違うのは、学期の終業式や学年の修了式がないことです。なんとなく、休みに入ってしまいます。これはこれで大学らしくて良いのですが、下手すると、大々的に賞賛するチャンスを逸してしまいます。これではちょっとしらけてしまうので、先日は称える儀式を勝手に行いました。

大テストで一定以上の点数をとるのは立派なことです。クラスでお名前を読み上げて称えました。拍手。大切なのは、点数だけではありません。1回目の大テストより2回目の大テストの点が高いのは、努力の結果です。やはり、お名前を読み上げて称えました。拍手。それだけではありません。ロシア語の勉強は結構しんどいので、途中で投げ出さなかったのもすばらしいと思います。この点も賞賛しました。2学期の大テストが終わっていて、あとは授業が1回あるだけ、今からがんばっても成績が変わるわけでなし … と考えずに授業に来ていた少数の方々には、ちょっとした幸せが訪れたことでしょう。拙者はおやつをいただきました。まあ、詳しいことは授業内だけの内緒です。

今年度も良い教員チームと良い若者たちに恵まれました。ありがたいことです。

「拍手」で思い出したのですが、аплодисментыという単語があります。英語でこれと似たのがあるので、おぼえやすいかな。このロシア語 аплодисменты とソ連やロシアの政治家の名前を一緒に検索したら興味深い文書がでてくるかもしれません。拙者がそう思っているだけかもしれないので、期待しないでくださいね。

2008年8月17日 (日)

花火

先日は近所で花火があったので見てきました (*1)。同じ場所から数枚撮影したものを合成した写真です。

Hanabi_2008

場所は花火からちょっと遠いところです。花火はどこで楽しむのが一番良いでしょうか。拙者は人混みを避けて見ていました。でも、すぐそばまで行って、花火を見上げて、歓声を上げるのも夏らしくて良いですね。

(*1) ходить смотреть фейерверк

毎回思いますが、無料で楽しませていただけるのはほんとうにありがたいです。有志の方々にはこっそり感謝しています。

2008年7月27日 (日)

オープンキャンパスでした。

日曜日はオープンキャンパスでした。暑い中、毎度、多数の高校生、受験生の皆様にお越し頂いて、ありがたいです。

ロシアの説明は少しだけにとどめておきました。ロシアのことはあちこちで調べることが可能だと思うからです。それよりも、「ロシア語専攻」の授業、教科書、時間割、就職先など、ローカルにリアルなことをお話ししました。

とくにうれしいのは高校生、受験生さんから質問がくることです。本当にこの分厚い教科書を半年で終えるのですか、はじめの1年でロシア語がどこまでできるようになるのですか、などなど。

教員の参加者はF先生と拙者。そして、学生のYさん、Iさん、Mくん、Fさん、Yくん、Hくん、Uくんに手伝っていただきました。ありがとうございます。おかげで無事に終えることができました。高校生、受験生さんの相談にのってくれている姿を拝見して、頼もしく思いました。

学生さんが無報酬でオープンキャンパスを手伝ってくれるのは、学生生活を楽しんでいるからだと、こちらは勝手に想像しています。学校がイヤならこんな暑い中、わざわざ来てくれたりしないでしょう。教員サイドからは、この点が泣くほどうれしいです。

Russia_2

ブラインド (жалюзи) を写真に撮ったら、きれいな模様が写るんですね。ぜんぜん関係ないことですみません。

2008年7月25日 (金)

オープンキャンパス

明日、7月26日(土曜日) はオープンキャンパスです。ロシア語は A棟412号室です。学生さんにも来てもらいます。

毎年、いろんな言語がおもしろい展示をしてくれるので、拙者も好きなんですよ、オープンキャンパス。楽しみにしています。

また、ご報告します。

昨年の日記 もよろしければご覧下さい。

2008年7月15日 (火)

ポストカード

チェブラーシカが好きな学生さんたちはけっこうたくさんいます。でも、いつまでもチェブだけではアカンと思うんですよ。先日、授業で Газпром の話をしたら、知名度が低かったです。Газпром は世界でもトップクラスの企業です。これを知らないのは、日本語を勉強している外国人がトヨタを知らないのと同じことです。

別に、拙者、金儲けの話をしているのではありません。お、RTS連動型ETFが大証に上場予定かいなとか、そこまで学生さんが知っていたらちょっとびっくりですが、チェブ以外にも何か関心をもってみたらどうかなということです。あ、いろいろ興味をもって調べていますか。そりゃそうですよね。これは失礼しました

そんな拙者も実はチェブラーシカが好きです。ノートパソコンの天板にはチェブのシールを貼っています。書類ケースには、小さなチェブをチェーンでつけています。かなり遊んでいます。

ですから、シネ・ヌーヴォさまから、映画「チェブラーシカ」や「ソビエト・アニメ劇場」のポストカード、チラシ、ポスターなどを郵送していただいたとき、たいへんうれしくて、踊りそうになりました。

もちろん、ポストカードなどは拙者のものではありません。拙者は、チラシなどを配布、設置に協力させていただくのです。

箕面キャンパスに置くことにします。ただ、これだと豊中にいる1年生が持って行けないので、1年生分は拙者がお預かりします。数には限度があります。貴重です。

シネ・ヌーヴォさま、
ありがとうございました。

映画のスケジュールは こちら からチェックできます。拙者も試験の間をぬって見に行ければいいな。

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